FlyingFleaの部屋

機体格納庫に戻る

 何時もご注文を頂くYさんから、イースターモデルのフライングフリーを1.5倍に拡大した機体を作ってほしいというご依頼です。ご本人用ではなく、同じクラブの方がイースターモデルを作ったがうまく飛ばないので、大きくしたらよかろうか?というお話でした。
新規設計だけどイースターモデルの図面も貸してくださるということなので簡単かな?と思ったのですが、どうしてどうして!大変な難物でした。
設計確認のために1号機を作り、2号機をバルサキット状態で納品します。
 スペック

翼幅     1125mm
全長      838mm
飛行重量  1120g(とんでもなく重い!)
翼型     オリジナル Sキャンバー12%

モーター   EMAX GT2218
プロペラ   10x7 スローフライ
バッテリー  3セル 2200mAh
サーボ    EMAX ES3154
操縦     エレベータ、ラダー、モーター

完成写真です。 正面からみて、主翼と尾翼が平行なのが分かります。
カールした上反角がきれいですね。

機首の様子。パイロットは平面ですが乗ってると雰囲気がいいです。
ダミーエンジンの正面が大きな穴なのはちょっと残念。

飛行記録
2020年8月2日
 長かった梅雨も明けて良い天気に恵まれました。今日は飛行場の草刈りの日で、滑走路の草はきれいに刈られています。
 そんな絶好のコンディションの中初飛行に挑戦しましたが、門前払いの惨敗でした。

 重心位置やら主翼の迎え角やらわからないことが多い難しい機体ですので、滑走させて浮き具合の確認をしようと思っていたのですが、聞くところによると、イースターモデルの機体は頭が突いてしまって滑走離陸はできなかったとのこと。スラストラインが高い位置なのでさもありなん、と思います。
 とはいえこの機体はタイヤが大きいので走りやすいだろうという期待のもと、高速滑走に挑戦です。
 スロットルを上げると走り出す前にお尻が浮いてしまいます。そこでエレベータフルアップでスロットルを上げると走り出すのですが、さらにスロットルを上げるとやっぱり頭を突いてしまい、高速滑走には至りません。そんなことを何度か繰り返しているうちにとうとうでんぐり返ってしまいました。機体自身に異常はありませんが、エレベータが動きません。これはリンケージパイプの固定が剥がれたと思われます。これは組み立てミスです。もっと確実な固定に気を付けるべきでした。

 初飛行は失敗です。剥がれたリンケージパイプはアクセスする窓がありません。点検ハッチを開けるしかないですね。どうするかちょっと考えます。
写真ははがれた(と思われる)接着箇所。


点検ハッチを開けて、リンケージパイプを胴枠に縛って瞬間で接着しました。今度は大丈夫です。
2020年9月13日
 AOFCの尾島飛行会で初飛行しました。曇り空ですが風も弱く絶好の飛行日和でした。
 前回は草の抵抗で走らなくて頭を突いてしまったのですが、尾島の舗装路は抵抗もなくするすると良く走ります。高速滑走でウキを確認と思ったのですが、あっさりと浮いてしまいました。浮いたというより頭上げのような感じ。エレベータの操作もバタバタと充て舵が大きすぎます。

 スロットルを下げると頭上げは収まりますが、それでもずっとエレベータダウン。それでは、と主翼の迎え角を小さくするためにストラットにプロペラリング(厚さ2.6mm)を入れて飛ばしましたが違いは判りませんでした。
 ロール方向は十分安定しています。ラダーの効きもちょうど良い感じ。頭上げを避けるためかなりスロットルを絞りましたが失速する気配がありません。1kgを超える重量がありながら軽々浮いている感じなので、やっぱり翼面積が大きいんだな、と思います。

 今思えばエレベータのエキスポを入れればよかったのですが、その時はちっとも気づいていません。しかもずっとエレベータダウンですから飛ばしにくいのなんの。常にバタバタでした。3回目の飛行で離陸を失敗し頭から墜落。機首が大きく破損しモーターが吹っ飛びました。でも主翼がちょっとフィルムに傷が付きましたが尾翼は無傷。機首だけ作り直すという手がないわけではありませんが、飛ばして楽しい機体になりそうもないし、どうしましょう?


飛行の様子をビデオに撮っていただきました。
その1 https://www.youtube.com/watch?v=EaB6d1v_4q8&feature=youtu.be
その2 https://www.youtube.com/watch?v=GkpKUd0VX5Q&feature=youtu.be

製作記は別館のバルサキット組立説明書に移動しました。