CriCriの部屋

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 クリクリの特徴は何といってもカタツムリの目のように飛び出した2つのエンジンナセルです。これをアンダー200で作るとなると、双発なので重量的に不利になります。その上、大きなキャノピーも重量的には不利ですね。
 最大限の軽量化を図る必要があります。
 スペック

翼幅      80cm
全長      62cm
重量      204g 残念! アンダー200ならず

モーター    CT1811 KV=2900
プロペラ    GWS EP4040 EP4025 外形をEP4040と同
        じ先細り形状にしたもの
アンプ     HORNET 6A
バッテリー   2セル 500mAh
受信機     フタバ R6106GF
サーボ     EMAX ES9051



フルハイで11.3Aも流れたため、プロペラを変更しました。
EP4025改で 7.7Aでした。

後ろ姿です。本当はもっと飾り付けたいのですが、200gを超えてしまったので自粛しました(笑)

横から。クリクリの文字と「こおろぎ」のマークはシール印刷です。
  
 
飛行記録
 2019年11月23日
 初飛行前に修正が入りました。
 モーターを回してみると振動が大きく、特に左右が共振したように「唸り」を生じます。プロペラをぐりぐり押してみると明らかに動くのが分かりましたので、モーターマウントの強度不足が疑われます。モーターを取り外して調査して見ると、モーターマウントの取付ねじが短くて十分にベニヤに食いついていません。重さを考えてねじが小さすぎたようです。
 対策は取付ねじをひと回り大きくしたことと、ねじ穴を瞬間で補強しました。結果は完ぺきとは言えませんが、振動は大きく改善されています。これ以上の改善は、モーターポッド取付の「柄」を補強する必要があると思いますが、そこまではやりません。

 なお、ついでにポッドの後ろのコーンを少し大きくしました。かっこよくなったと思います。
 2019年11月30日
 初飛行しました。天候は晴れ、北風が1~2mで初飛行はどうしようかな?という感じでした。

 各舵の方向を確認、後ろから見て主翼のねじれを確認、重心はスパーの位置です。
 少し風が弱まったタイミングを見計らって滑走開始。草で跳ねながらもほぼまっすぐ数m走って軽々離陸。パワーが余っています。上昇しながらもフラフラ感は否めませんが風があるせいだと思います。浮きすぎなのでかなりエレベータトリムをダウンしました。エルロンはノートリムです。
 風があるとはいえ、どうも不安定でいけません。また舵が効きすぎます。エレベータトリムといい、重心が後ろなのかな?と疑われますが、アップアップした感じはないので判断が難しいです。胴体というかキャノピーが大きいため、向かい風になると速度が低下します。ミス ポニーもそうでしたが、太い胴体の機体は風に弱いと感じます。
 モーターの振動は飛ばしているとあまり感じません。パワーに余裕があるため中スローで飛行しているためと思います。残念ながら共鳴音も感じません。そもそも音が小さい。

 上空旋回を数回繰り返して着陸に入ります。着陸は浮きが良いため楽でした。スロットルを絞ってもなかなか降りてこない、そうBD-5もこんな感じだったな、と思います。きれいな接地ができました。

 無事帰還できましたので初飛行としては成功ですが、エレベータトリムが大きくダウンなのはいけません。重心で調整できると思います。
 2020年9月13日
 AOFC飛行会で飛ばしてきました。考えてみれば初飛行以来か?
 曇り空でしたが風も弱く、小型機には絶好の飛行日和でした。はじめに前輪が少し曲がっていたので修正、真っすぐ滑走していきます。きれいな離陸。初飛行で感じた舵の効きすぎは全く感じません。これいいわ!
 上空では全く不安定さがなく飛ばして気持ちいいです。パワーも十分ありますし、双発の共鳴音も聞こえます。 が、モーター音そのものが雑音っぽいのであまりきれいじゃない。上空旋回とローパスを繰り返しますが、パイロットが載ってるので雰囲気がいいです。このパイロットは気に入っていて、すでに4人くらい載せたかな?
 ちょっと軽くアクロでも、と思いループとロールをやってみました。ループはきれいな円を描くことができました。ロールはエレベータ操作が荒っぽくて芯が通りません。
 着陸はやっぱりすぐに降りてきませんね。浮きがいいと思います。主翼が小さいのですが、胴体が太く平面なので翼の代わりになってるんじゃないでしょうか?エレベータ操作よりもスロットルを絞ってゆっくり降ろしてきたのですが、最後に失速、ちょっとハードな接地でした。

製作記 

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