Extra100 の部屋

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 アクロ機のエクストラは好きな機体の一つです。以前はエクストリームフライトのエクストラを46インチ、60インチ、78インチの3機を持っていました。
 翻って、アンダー100gシリーズにアクロ機がありませんでした。パワー的に不利ですが、ネットにはトルクロールをする機体も紹介されていますので、腕はともかく、目指せトルクロールです。 
 スペック
翼幅     56cm
全長     48cm
飛行重量  99.8g

モーター   CT1811 KV2000
プロペラ   EP5030
バッテリー  250mAh 2セル
受信機    コロナ6チャンネル
サーボ    EMAX ES9251
操縦     エルロン、エレベータ、ラダー

フルハイで推力が機体重量を上回っています。トルクロールも夢じゃない?

完成記念写真 1
  

完成記念写真 2
  
 
飛行記録
 2026年2月15日
 初飛行しました。天候は晴れ、ほぼ無風。

 アクロ機なので舵角を大きく取っていますので初飛行にはちょっと怖いです。それで舵角を80%、エクスポを40%入れて臨みました。
 まず、滑走でちょっとだけ浮かせてみます。頭上げを確認しましたので、重心を前にするためにバッテリーを前に移動しました。この確認は大事ですね。おかげで離陸直後の失速墜落を防止できました。
 そして本番。中スローで軽く浮き上がりましたが、直後からトリム合わせで必死です。バタバタしながらトリムを合わせようとしますがコロコロ感があって合わせるのが大変です。そして何も出来ないうちに失速墜落です。トリム合わせが気になってスロットルを絞りすぎたようです。
 被害は特にありませんでした。ラダーが振り切っていましたが、リンケージのカーボン棒とピアノ線の接続に使った収縮チューブが接着不足?もしかしたら忘れたためでした。

 飛行の様子はYouTubeにアップしました。
https://www.youtube.com/watch?v=CxCXxmuQ7p8

 バッテリーの搭載位置ですが、重さ対策でバッテリートレーを切り取ってしまったため、胴枠の間に埋め込むこととしました。動きのを防止するためスポンジを使いました。

 2026年2月20日
 調整飛行しました。天候は曇り、風は微風。

 今回は重心位置をさらに前に移動しました。この結果、頭上げなどの不安定な飛行は少し改善されたのですが、まだ舵が効きすぎます。エルロンは何とかなりますが、エレベータはほんとにクイックでほとんど操縦というより念力です。これくらいシビアだとメカ的なガタが効いてきてるのではないか?と思われるような、ピクつくような不安定な動きがあります。とにかく舵を打ちすぎないように慎重に8の字飛行をしました。でも何とか飛行できましたし、墜落せずに着陸できたので良しとします。
 まだ重心が後ろだと判断しますが、バッテリーはこれ以上前にできません。禁断の重りを機首に「両面テープで貼ることで取り外し可能」なようにしてみます。

 まだまだ調整飛行は続きます。
 2026年3月15日
 またまた調整飛行してきました。天候晴れ、微風。

 今回は重心をさらに前にするために重りを機首に搭載、これで100gは超えてしまうのですが、取り外し可能な物は機体重量に含めないという特例により、重りを両面テープで貼っています。さらに、舵角を小さくするために、サーボホーンを短くしました。


 飛ばした結果は、確かに飛ばしやすくはなっていますが、やっぱり何だか不審な動きをします。何だか舵が残るような、または遊びがあって舵がぐらぐらしてるような感じです。
ループをやってみましたが推力が不足するようで、頂点で崩れます。背面はちょっとダウンが必要ですがいい感じ。ロールもレートが押さえられて演技しやすいです。ナイフエッジに挑戦しましたがエレベータが入ったりラダーが不足だったりでまともにできません(腕がない)。ホバリングも全く安定しません(腕がない)。
 こんな具合なら無理して動翼を大きくしたり舵角を大きくしなければよかったみたいです。でもカッコも大事ですからね。

 調整飛行はここまでとします。もっと舵がしっかりすると良いのですが、マイクロサーボでは無理みたいです。

製作記 

レーザーカットしました。
  

胴体後ろはヒノキ棒とバルサ棒によるトラス構造です。ヒノキ棒は2x2mmを1.5x2mmに削っています。

胴体側板を原寸図面の上で組み立てました。歪みが生じないように定規で押さえながら接着します。さらに翼の開口部はバルサを2重に補強します。

胴体を仮止めしてみました。サーボトレーとバッテリートレーは歪み防止に効果があります。ベニヤのモーターマウントが歪んでいて困りました。

そこで、バッテリーハッチを先に組み立てて、モーターマウントの補正に使うことにしました。 枠は原寸図面の上で組み立てます。

プランク材は前もって水を付けてスプレー缶に巻き付けて換装させて、巻き癖を付けておきます。ダウエルは2mmカーボン棒です。

バッテリーハッチを取り付けて、詰め物をしてモーターマウントの歪みを修正したうえでプランクしてしまいます。

機首の下部の組立をしました。この部分はストリンガー構造です。
  

胴体後ろの組立をしました。上半分はストリンガー構造ですが、下面は真ん中のキールのみです。

ここでバッテリーハッチを止めるマグネットの工作をしました。実は忘れていました(-_-;) というわけでみっともない恰好をしています。

ハッチ側にもマグネットを埋め込みます。これ、うっかりすると磁極の向きを逆に付けちゃうんですよね。注意が必要です。

操縦席前のプランクです。真ん中で分割して隙間ピッタリに調整しました。
  

胴体後ろにストリンガーを取り付けました。
  

機首下面にもストリンガーを取り付けました。
  

脚の台です。脚は1mmピアノ線ですが、真ん中で固定してトーションバーにします。         

脚はここに取り付けます。バルサの胴枠に接着ですが強度は大丈夫か?アンダー100gだから大丈夫と信じます。

垂直尾翼を組み立てました。普通はこの後、後縁を薄くサンディングするのですが、今回はアクロ機なので板のままにしようかと思います。

水平尾翼も組み立てました。後縁はサンディングしませんが、前縁は丸くサンディングします。後縁も丸くしたほうがいいかな?

垂直尾翼の根元はバルサブロックを削って作ります。
  

胴体と滑らかにつながるようにサンディングしました。尾翼を仮組してみると、良い具合ですね。

ウイングボルトの受け台です。1.2mmベニヤと3mmバルサの裏打ちです。
  

カウルは3mmバルサを積み重ねで作りました。ちょっと間違えているところもありますが後で修正します。

胴体に両面テープで仮止めしてサンディングしました。機首に凹みのある設計でしたが、形状が難しいので止めました。

主翼の組み立てを始めます。初めに根元のリブR1とR2を貼り合わせます。これはダウエルの補強になります。

うっかり写真を撮り忘れて、行程が進んでいます。図面の上でリブやスパーを並べて組み立てます。

根元部分だけ1mmバルサでプランクします。真ん中の穴はサーボの逃げですがプランクとリブがズレてしまいました。

組み上がった主翼ですが、左右でちょっと傾きが生じてしまいましたので、リブを重ねて調整をします。

エルロンを組み立てました。
  

分かりにくい写真ですが、エルロンのVカットは舵角が大きく取れるように多めになっています。そのため前縁スパーは2枚重ねにしました。

主翼本体とエルロン、根元のフラップを仮止めしました。これで翼型になるようにサンディングします。

エルロンのVカットはエルロンだけでなく主翼本体側もVカットします。アクロ機では定番ですね。

ところで、Vカットにはこんなジグを作っています。角度は120度ですから、単純にはエルロンは上下60度動かせることになります。

エルロンのトルクロッドです。1mmピアノ線に2mmパイプを通して接着します。ピアノ線は硬いものを使わないとぐにゃぐにゃする原因になります。

トルクロッドを埋め込むために溝を掘りました。
  

トルクロッドはこのように組み立てます。フラップの接着は低粘度瞬間を使いましたが、くれぐれもパイプにしみこまないように注意します。

キャノピーの型を組み立てました。胴体の組み立てのように、枠を並べてストリンガー材を並べてプランクします。隙間はパテで埋めました。

キャノピーは透明塩ビの収縮チューブを使います。全体に少しずつ収縮させるのがきれいな収縮の決め手です。

キャノピーを切り出しました。型に対して製品は2mm内側になるように設計してあります。  

分かりにくい写真ですがピッタリ嵌まっています。
  

主翼と胴体の段差を解消するための工作です。
  

メインギヤは1mmピアノ線です。この形状はすごく難しいです。タイヤはバルサとベニヤのホイールと5mm5mmウレタンスポンジです。

胴体にはこんな感じで取り付けます。フィルム貼り後にスーパーXで接着します。
  

尾輪は0.5mmのピアノ線です。
  

スピンナーは3mmバルサを積み重ねてルーターで削りました。ネジはプラナットを埋め込んでいます。

木地完です。この状態(モーター、アンプ付き)で60.6gでした。サーボ+受信機+バッテリーで27.7gありますので100gは厳しいですね。
カラーデザインは右のように考えています。なんだか、昔作った発泡Extraに似てます。
 
 フィルム貼りはいつものように写真はなしです。
 フィルムは、白はOKのEライト、青と赤はオラライト、文字の白だけは透けないようにHKフィルムを使いました。
 そして完成しました。
良かったこと
(1)ストリンガー式の設計も慣れてきて、カッコいい機体ができました。
(2)フィルムの色分けを重ね貼りしなくてよいように工夫できました。

悪かったこと
(1)重量が削り切れなくて、ひと回り小さなバッテリーを使う羽目になりました。
(2)脚のピアノ線は曲げるのが難しいです。